動詞を動作と状態に大別する

いま頭にあるのは英語のことなので、英語の動詞についてです。

英語の動詞は、動作を表すものと状態を表すものに大別できます。

いまは、現在時制に注目するとします。

I like dogs 私は犬が好きです。(という状態)

状態をあらわす動詞likeやknowなんかは現在形とよくなじむんですが、動作を表す動詞を進行形ではなく現在形として言うと、

I eat lunch. 私は昼飯をたべる。

ちょっと、意味が宙に浮いた感じにならないでしょうか。

I usually eat lunch at noon every day. 私はふつう毎日、正午に昼飯を食べる(習慣)

こんなふうに習慣を表す語を補ってやるとしっくりきます。

というように、動作を表す動詞の現在形は、習慣や普遍的事実、行動の描写などなどの意味合いで使うのですね。

YesとNoのあとには

Don’t you like your uniform?  あなたは制服を好きじゃないの?

Yes, I do (like my uniform). いや、好きだよ。

No, I don’t (like my uniform). ああ、好きじゃないんだ。

日本語のはい、いいえと英語のYes, Noが逆になっているので、困難を感じる方がいらっしゃるとおもいますが、ここでは日本語を捨てて、疑問文の述部、この例の場合ではlike your uniformを肯定するのか否定するのかで、Yes, Noを言えばいいだけです。

Yesの後には必ず肯定文が省略されていて、Noの後には必ず否定文が省略されています。

 

未来かどうかという切り口でwillを使わないほうが良い

Call me when you ever come to Japan. 日本に来たら電話してね。

ここで、when you will ever come to Japan といったほうがいいのかという迷いが生じがちですが、これはWILLを未来のことを表すときにつかう言葉として理解してしまうことが原因です。

WILLという単語は名詞としては”意思”や”遺言”を意味し、その核には話者個人の意識が感じられる言葉です。

It will rain tomorrow. あしたは雨でしょう。

この言明を発している人の意識がそう”予想”していることを表します。

I’ll lend you some money. ちょっとお金を貸してあげる。

これは発話者のその場での”決意”です。

つまり、willを使うときは必ず”意識”する主体としての話者が感じられるのです。

最初の例にもどって、

Call me when you ever come to Japan.

では、you willを使わないことでyou自身やyouに対する話者の”意思・判断・予想”という側面を排除して、たんにそういう事態が生じたらという意味にしているわけです。


次の例文はwillが必ずしも未来に関係しているわけではないことを表しています。

She will be there by now. 彼女はいまごろはそこにいるでしょう。

彼女がそこにいると判断している話者の予想をこの場合のwillは表しています。