お金を無限に持っていたらどう感じるか

お金に関してすこし面白いなと思う経験をしたことがあります。それは、無限に金を持っていたらどう感じるかというものです。

現実ではそれは無理なので、バーチャルなビデオ・ゲーム内での話となります。ゲームというとバカにする人がちらほらいますが、疑似体験としてはまんざらバカにできない没入感と感情移入をいまのゲームでは経験できるというのが私の感想です。

ロールプレイングゲームというジャンルの名作であるThe Elder Scrolls V: Skyrimというものがあって、私はその仮想世界のなかで数百時間を過ごしました。友人には数千時間すごした人もいます。

Skyrimの世界は社会発展の程度としては剣と魔法のファンタジーによくある現実でいう中世の頃のような感じです。当然、お金も存在し、ゲーム内で有利な立場を築きたければやはりたくさん欲しいわけです。

そして、このゲームには、開発者が使うためであろうコンソール・コマンドというものが存在し、”Nenbutsuの所持金を1000万Goldにする”みたいな命令をいくらでもすることができるわけです。こういうコマンドを使えば、Skyrimの世界である種の神のごときふるまいをできます。

人からの好感度も操作しほうだい…

いろいろ遊んだ末に、私はいちど好きなだけ金を使えたらどんな気分かということをやってみたことがあります。結果として”最初は有頂天になって買い物しまくるが、最後はゲームが面白くなくなった”のですね。

武器屋に入ってよさそうな魔法効果の付いた武器があればかたっぱしから手に入るし、体力回復ポーションも無限に手に入る、家もすぐ買えるし家具も一瞬で揃えられる、結婚にあたっての資金の心配もない、そもそも、ゲームの重要な要素である、お宝を求めてダンジョンを探検する意味がなくなってしまうのです。

この体験をもって、現実で金なんかたくさんあってもしかたないとか、すっぱい葡萄の話みたいなことを言うつもりはありません。でも、金をたくさん持ったらそれなりの楽しみ方を学習し直さないと、この世を空虚に感じてしまう場合もあるなと思いました。

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