ほめられたことがない学生のひとたちへ

塾で中学生、高校生の人たちを教えさせていただいて、3年目になろうとしています。

私塾という性格上、私の注力はいかにテストの点をあげるか、学校の成績をあげるかに、集中しています。

テストの点はある意味無慈悲、ある意味公正です。

20人近くの生徒さんに個別指導させていただいていると、いろいろな生徒さんがいることがわかってきます。全力で勉強しても授業についていくのがやっとの人、たぶん私と同じくらいの理解力があるのに一切勉強しない(「ノー勉」というらしいです。教材一切を学校に置いて来る「置き勉」というのもあるらしいです)ために成績が悪い人。

私は自分の子供がいないので、親の気持ちはよくわかりませんが、そういう一人ひとりが非常に好ましく思えます。ひとりひとりにいろいろな才能の輝きをみることができます。人の気持ちがよくわかり、私が失恋したと言えば自分のことのように傷ついた顔をしてくれる人(あの顔を見て以来、気軽に失恋したと言うのを控えました)。家庭環境が恵まれすぎていて、理解力がそうとうあるのに、授業で眠ってばかりの人。

でも、みんな、それぞれの可能性を追求すれば、将来の「すごい人」になる人たちばかりです。

最近、気づいたのですが、そういう人たちが、そういう各個人のすばらしい面を「ほめられたことがない」ということです。なぜそういうことに気づいたかといえば、私が本心から「あなたにはそういう素晴らしい面がある」と言うと、それに対する反応が、いままでそんなこと言われたことがないという人の反応だからです。

おべっかを使えというのではありません、ただ、本当に、そういうすばらしい面を若い人たちは可能性の芽としてもっているのです。それを伸ばすのが今の私の仕事だろうと思っています。




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