いまごろ映画マトリックスの感想

マトリックスは1999年の作品だそうで、18年も前の作品なんですね。私の時代感覚では結構新しめの映画で、古めのSF映画といえば、やはりブレードランナーなんかが思い出されます。

私はこの作品が好きでブルーレイ・ディスクも持っていますし、ふと思い出しては鑑賞しています。

以下、ネタバレ全開・鑑賞経験ありを前提として書きます。

まず、ちょっと個人的なツボを列挙いたします。

リアル人間殺戮
マトリックスの中で警備員とか警察官とかいわゆる体制側(マトリックス側つまり、コンピュータ側)の治安維持の職についている人が無差別に主人公であるネオなんかに殺されていくんですね。
で、観客はそれを”スゲー”とか”カッコイイ”とか思うのがフツウとして期待されているんですが、私は「え、あの人たちだって、実体の身体がカプセルにあるんだからホントの殺人なのでは…」としばらくしてから気が付きました。
いちおう、モーフィアスが”They are hopelessly dependent on the system” (彼らは救いがたいほどシステム(マトリックス)に依存している)みたいなことを言うのですが、それでも仲間じゃないんかという感じはするんですね。
コスチュームプレイ
マトリックスにインするときは当然、仮想世界なわけで好きな服装を選べるはずなんですね。で、主人公のネオやモーフィアスなんかがキメキメの黒っぽい服装なんですね。
「いちおう、ファッション的なことにも気を配るわけね… オンライン・ゲームのアバターみたいな感じだろうか…」
リアル世界でのディスプレイに文字がダーとなっているのが慣れれば映像に見えるらしい
マトリックスの外のリアル世界でのホバー船の中でオペレーターがディスプレイを見てマトリックス内での状況を判断しているらしいんですが、あんな文字列が滝のように流れている状態を見て、頭の中にマトリックス内の情景が映像としてほんとに浮かぶのかなと思いました。
サイファーが「ああ~、慣れだよ」とかネオに言っていましたが、私は何度か繰り返しみるまで、この文字列の滝が映像に見えるという設定がのみこめませんでした。

気になるフレーズなんかもいくつもあって”There’s a difference between knowing the path and walking the path.”は特に好きですね。

オラクルはネオがThe Oneではないという宣託を下すんですが、それは、ネオがそれを聞く必要があるからオラクルは言っただけだとモーフィアスは主張して。で、改めておまえがThe Oneであるとする、”She told you exactly what you needed to hear, that’s all.”(オラクルはおまえ(ネオ)が聞く必要があることを言っただけだ)も面白いです。




シン・ゴジラを観た感想

とても面白かったです。日本人ならわかる対人関係でのニュアンスや”偉い人たち”の面倒くささが重要なので、これは外国の方にはどこがおもしろいのかさっぱり分からないらしく、ああ、面白いと思える私は日本人なんだなと思いました。

が、

偉い人たちと技術的に詳しい地位が下の人が話し合う場面で、技術に明るい人が純粋に技術的知識を背景に自分の意見をいったら、その人の上司が他のお偉いさんにむかって、

「どうも部下が失礼なことをいいまして申し訳ありません」

的なことを言うのですが、私はどこがどう失礼なのか理解できませんでした。ここらへん、もう私もそういう”日本的な偉い人に対する口のきき方のプロトコル”が分からない日本人になってしまったんだなぁと感慨深かったです。

 




スターウォーズ フォースの覚醒を観た感想

ネタバレ含みます。

結論から言うと、長年のスターウォーズ・ファンとして、すごく楽しめました。

ただ、最初のほうで、ルークが姿を隠しているうんぬんかんぬんを聞いて思ったのは、

「ルークwww、弟子に裏切られたくらいでバックれてんじゃねぇよwwww、おまえマスター・ジェダイだろwwww」

と思いました。

あと、ハンソロとレイヤ姫の再会とかエピソードIV(最初に公開されたやつ)ファンとしては、ゾクゾクしますね。お互いやんちゃな若いころを共に過ごした二人がいろいろあった後に、ジジ、ババになって、また再会し、お互いを認め合うっていうのは王道だなぁと思いました。

スターウォーズ関連でいうと、以前、フォースの設定をちょっと調べたことがあるんですが、なぜダークサイドが長い間パッとしなかったかという理由は、ダークサイドの人たちはダークサイドだけあって、裏切りとかがはなはだしくて、なかなか集団として力を発揮できなかった的な設定は、ありえるなぁと思いました。でダークサイドは基本的に力こそすべてなんで、弟子は必ず師匠を殺して自分が偉くなるんですね。