ヨガのバイブル:ヨーガ・スートラ

ヨーガ・スートラは結局ヨガとは何を目的としているのか、具体的にどんな段階を踏んでいくのかということが解説されているヨガのバイブル的書物です。

Wikipediaによると…


ヨーガ・スートラ』(瑜伽経、ゆがきょう、とも)はインド哲学の1派であるヨーガ学派の根本経典。成立は2-4世紀頃。パタンジャリによって編纂されたとされる。『スートラ』は『糸』の意味であり、糸のようにパタンジャリが説いた短い言葉を連ねたものである。

ヨーガとは心の働きを抑制することである」の定義から始まり、三昧に至るまでの具体的方法としての8階梯と、その背景にある思想が述べられる。


で、いろいろな訳本が出ているようですが私は次のものをヨガのティーチャー・コースで使って、わかりやすく理解できました。


ヨガは、なんのためにヘンテコリンなポーズをするのか、それは心の動きを止めるためです。それができれば偏見や感情など正しい判断の阻害要因となるものを止めて、理性のみでものごとを判断できるようになります。智慧ですね。

仏教的には瑜伽経と呼ばれ、つまりお経として扱われております。

日本人にもおなじみの空海もこのお経を重要視していたようで、


小林良彰『空海とヨガ密教』(学習研究所, 2007) p.114

『空海は真言密教の行法を求めて唐に渡った』というのは、狭い考え方である。正確に言うと、『瑜伽経の内容を含めて、あらゆる行法を求めて』、『誰か良師はいないか』と期待して渡唐したのではないか。(略) 空海はこの経典に対して深い思い入れがあった。それを示すことが二つある。ひとつは『高野山金剛峰寺』という寺号である。『瑜伽経』の正式名が『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』となっているから、その頭文字をとったのである。その意味では、高野山は『瑜伽経』を表現する場所であった」


だそうです。

簡単な年表

紀元前2500年頃 インダス文明において、ヨガの起源発生
紀元前1000年頃 ウパニシャッド聖典にヨガという言葉が記される
紀元前 500年頃 釈迦が生きた時代
       400年頃 パタンジャリのヨーガ・スートラ(瑜伽経)が成立
       800年頃 空海がヨガを瑜伽(ユガ)として日本へ伝える
     1300年頃 ハタヨーガ大成

 




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